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アイルランドといえば―St. Patrick's Day

ジョセフ・ラムがアイルランド系だったことに関連して、アイルランド人のお祭りについて。アイルランド色の濃い環境で育ったはずの移民一世ジョセフ・ラムも、この祭日を家族やコミュニティーで祝ったのではないでしょうか。

アメリカのショッピングセンターなどでは、クリスマス商戦が終わって年が明けると2月のバレンタイン・デー商戦になり、お店はピンクのハートで埋めつくされます。そしてその次にやって来るのが3月17日前後のセント・パトリックス・デー商戦で、お店の飾りつけも緑色一色になります。4月の(3月末のこともある)イースターの前のやや地味なお祭りですが、これはそもそもアイルランド人のお祭りで、今でも米国在住のアイルランド系の人たちは、アイルランドのシンボルカラー緑色を掲げて、お祭り騒ぎをするのです。

アメリカにいた頃のことです。3月の初めころ、子どもが幼稚園のアートの時間に作ってきた貼り絵が奇妙でした。全員がいっせいに同じ型で同じ絵を作るのですが、画用紙の真ん中に大きな黒い鍋の切り絵が貼ってあって、そこから虹が出ている……。これは一体何だ、と思いました。聞いてみると「ポット・オブ・レプリカン?」。ますますもって意味不明。

人に聞いたり調べてみて、ようやくわかりました。レプリカンLeprechaunはアイルランドの妖精で、緑色の服を着た小人でした。金貨を黒い鍋に溜め込み、虹の根元に埋めているのだそうです。アイルランド人のお祭り、セント・パトリックス・デイにちなんだ工作なのでした。そして聖パトリックというのはアイルランドの守護聖人で、アイルランド人にカトリックを伝えた人。緑色のクローバーの葉も、この日の象徴です。いざわかってみると、レプリカンはアメリカのアニメにもしばしば登場し、アイルランド系の人でなくても誰でも知ってるのです。http://rosalin.tripod.com/chaun.html

そういえば、Clover Leaf Ragというのがありました(1905年と1909年)が、あれはアイルランドとかSt. Patrick's Dayに関係があるのでしょうか?(7月30日の記事参照)

アイルランド系移民についてのサイトを見つけました。ジョセフ・ラムの両親も、1840年代のジャガイモ飢饉をきっかけに移民してきたのかもしれません。http://www.inj.or.jp/seanachai/ireland/05america.html

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