« myラグタイム・リンク | トップページ | スーパーピアノレッスン(NHK教育テレビ) »

自動演奏ピアノ――ピアノで弦楽器の音色に挑戦!?

箱根に行ってきたのですが、ホテルのバーに自動演奏ピアノがありました。薄暗い空間にピアノだけがスポットライトを浴び、透明人間が弾いているみたいに鍵盤やペダルが動き、静かにジャズを奏でていました。観光地のホテルでお客もまばら、とても生演奏がペイする環境ではないし、かといってスピーカーのBGMとは比べものにならない贅沢さで、とても雰囲気がありました。YAMAHAの自動演奏ピアノで、右上にコントローラーが内蔵されていて、フロッピーディスクを入れて演奏するタイプです。

My funny Valentinなどを演奏してるのですが、ピアノ・ソロなのにピアノトリオ風に聞こえます。左手はベースのようにシンプルにアップダウン……、と聞いているうちに、酔いもまわったせいか(?)、左手はウッド・ベースの音に聞こえてきました。ピアノの音なのに、でも「ボンボンボン……」と手ではじく、ウッドベースの音にも聞こえるのです。ちょっとすごい、と思いつつ、どこかでこんな話、聞いたな~と思いました。

帰って来て開いたのが、NHK「スーパーピアノレッスン」ショパン編のテキスト。今、8月~11月(火曜の7時25分~50分)の予定で、ジャン・マルク・ルイサダというピアニストが、生徒(音楽家の卵たち)にレッスンをつける、かなりハイレベルな内容のテレビ番組です。このテキストに「ルイサダが弾くビゼーのラインの歌を聴いている時だった。オヤッ? チェロの音色がする……」と書いている人がいたのです。本当の名人は、ピアノでもチェロの音色を表現できる、少なくとも聞いている人にそう思わせるくらいの演奏ができるということなのです。

そして、この話に結びついてくるのが、ナザレのタンゴ「オデオン」。私がナザレで暗譜できている唯一の曲ですが、この曲の左手の下降してくるメロディーは、イアラ・ベスによると、ギターを模したものなのだそうです。ギターをイメージして弾く――新しい課題が生まれたと思いました。自動演奏ピアノでウッドベースを思わせる左手を聴いて、そのイメージがちょっと現実的に感じられてきました。

●参考:イアラ・ベス演奏「ナザレー タンゴ、ワルツ&ポルカ集」

|

« myラグタイム・リンク | トップページ | スーパーピアノレッスン(NHK教育テレビ) »

ピアノ」カテゴリの記事

ラグタイム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/123768/6025254

この記事へのトラックバック一覧です: 自動演奏ピアノ――ピアノで弦楽器の音色に挑戦!?:

« myラグタイム・リンク | トップページ | スーパーピアノレッスン(NHK教育テレビ) »