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ラグタイム―現代作曲家のピアノ・ラグ

ラグタイムというと、いわゆる「クラシック・ラグ」の3人が有名です。
スコット・ジョプリン(1868~1917)
ジェームス・スコット(1885~1938)
ジョセフ・ラム(1887~1960)
いずれもおもな活動時期は第一次大戦の前後まで。他にもラグタイムの作曲家はたくさんいますが、ラグタイムというと「過去の音楽」という認識が、日本では多いのではないかと思います。

 かく言う私も、最初はそうでした。ところがいろいろと情報を得るにつれ、アメリカにはラグタイムの伝統が脈々と続いていることを知りました。それどころか、現役の「ラグタイム作曲家」まで存在するのでした。最初に知ったのはウィリアム・ボルコム(1938~)、次いでフランク・フレンチ(1952~)、デヴィッド・トーマス・ロバーツ(1955~)らの作曲家・ピアニストらでした。
 

 いずれも、懐古的にラグタイムを作曲しているのではなくて、現代のピアノ音楽作曲家として、現代のラグタイム曲を作り、演奏しているのです。後者の二人の属するグループは、「ラグタイム」という言葉が過去のマイナスイメージ(アメリカにはそういうものがある)をひきずっていることにも敏感で、また追求する音楽がもっとクロスオーバー的であることもあって、最近「テラ・ヴェルデ(緑の大地)」というジャンル名まで創出して、その音楽の特徴を説明しようとしています。
 自分の理解を深めるためにも、このブログでこういうジャンルも「散歩」していきたいと思っています。「散歩」ですので、体系的ではありませんが……。

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