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ゴスペル歌詞の意味調べ

今週は一ヶ月ぶりにゴスペルのレッスンがありました。

In the Garden
As the Deer
Hallelu

基礎錬のあとは、前回に引き続いて、この3曲でした。

レッスンのあとから今に至るまで、In the Gardenの歌詞とメロディーが頭に貼り付いている感じで、ずっと流れています。で、意味もよく考えてみました。Masterも辞書をひいたら、「主」のことなんですね。英語でポップなメロディーにのっているから、あまり意味も考えずに歌えますが、そもそもは宗教歌だから、意味を知ればすべてGodにつながるんですよね。でもそうしたら、「Garden」にも特別な意味があるのか、気になってきました。There in the garden we can talk to the Master, won't you come on in the garden with me~ という歌詞ですが、その「庭」で主に話しかけることができる、ということでしょうね。教会の庭? それとも? すぐに答えは出なくても、こういうことを想像するのは楽しいです。

さて、そうなると、As the Deerの歌詞も気になってきました。これが、冒頭の歌詞です。
As the deer panteth for the water, so my soul longeth after thee.

この一行で、辞書にない単語が二つ。pantethとlongeth。これは一体なんだろう? 前後関係だと、後者はlong(切望する)が合いそうですが、こんな変化形あるのでしょうか?
ネット検索をたどって、CDの試聴ができました。するとpantethの部分は「パーテス」とか「ヴァーテス」と聞こえます。longethの部分は「ロンゲス」とか「ロンネス」。でも辞書に適当な言葉はないのです……。

そこでふと気づいたのが、そのCDのタイトル。Scripture Songとあります。え~と何だっけ? そう、なんと聖書でした! そうか聖書の文句だったんだ! (当たり前か?) 
それで検索したら、すぐわかりました。

As the deer pants for streams of water, so my soul thirsts for God.
(Psalm 42:1-2)
「鹿が谷川の水を慕いあえぐように、私の魂はあなたを慕いあえぎます」
(旧約聖書 詩篇42篇)

ゴスペルの歌の歌詞は少し変えてありますが、謎のpantethがpants であることは明らか。パンツにもいろんな意味があるんだな~(あえいで息切れする)。それなら、longethは、longでよいのでしょう。これで、すっきりしました!

panteth とか longethとかになるのは、おそらく歌詞をメロディーに合わせる関係上、そういう習慣か約束事があるのかもしれません。これも、そのうちわかるかな?

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コメント

古い英語では、動詞の三人称・単数・直説法現在形を作るときに「-TH」を使用しました。語尾が子音で終わっている場合には通常「E」を加えます。従って、DOESはDOTHとなりますが、LONGSはLONGETHとなります。これは単に古い文法です。

またゴスペルの歌詞の殆どは、福音書から来ています。
SCRIPTUREは THE BIBLEのことで、THE HOLY SCRIPTURESとよくいいますね。

GARDEN はおそらくGARDEN OF GODで 天国のことだと思います。Heaven、 eden 、 nirvana、 paradise、 promised land 、city of god、holy cityなどなど色々な表現があります。

ゴスペルも昔はよく歌っていました。

投稿: 裕美・ルミィヤンツェヴァ | 2006/05/14 21時07分

裕美さん、ありがとうございます!
これで、一気に謎が解けました。
pants→panteth, longs→longeth 
これは、古文法なんですね。
Gardenも、「天国」なら納得いきます。
神を信じて、そのときが来たら、神の国に行こう、
と、そういう歌なのだと思います。
これで、歌詞を覚えられそうです。
どうも頭が固いせいか、
意味を知ってその様子をイメージしないと、
覚えられないのです……。

投稿: ラゲディ・アン | 2006/05/14 22時33分

ラゲディ・アンさん、裕美さんのおかげで勉強になりました。

Gardenは天国のことは思っていましたが、楽しい遊園地にでも行こうぜ!って雰囲気の曲ですよね。まったくゴスペルらしい。

As the deerは先生からざっと曲の意味を聞いて、そのまま耳で歌っていました。古い時代のthが後にsになって行ったということは、発音はラゲディ・アンさんの耳の通り、[s]なんでしょうね。私はずーっと、thの発音で歌っていました。

鹿は聖書の世界で特別な意味のある動物なのでしょうか?生き物は皆、水なくしては生きていけないけれど。
かつて山歩きをしていた頃、山の中でふと何かを感じて目をやると鹿がじっとこっちを見ていたことがあり、生き物と出会う時のあの独特の気配、その時の森の中の枯れ葉を踏む音やしめったにおい、静けさ、鹿の瞳の美しさ、かよわさを思い出します。やはり、鹿しかいないか。
美しい詩。メロディも美しい。
作曲者はNystrom Martin(自分ではわからず、JASRACが調べてくれた。)、先日行ったゴスペルコンサートで著作権使用料がかかった数少ない曲の一つでした。

投稿: かん*ま | 2006/05/28 16時52分

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