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Maria Antonieta Ponsの演奏

7月末に、自分のピアノ演奏をスタジオ録音しました。ラグタイムのオムニバスCD参加のための録音です。

音楽教室のサロンを2時間レンタルし、録音装置としてノートPCとEdirol持込み。マイクは教室で設置してくれました。手持ちのマイクよりずっと性能のよいステレオマイクでした。ピアノはヤマハグランドのS6A。弾き手以外は、相当いい環境です。これで、David Thomas RobertsのMaria Antoineta Ponsを7回録音しましたが……。

あ~、やっぱり「集中力ないなあ」というのが実感。全曲で約7~8分という長丁場なので、どうしても途中で意識がとんで、間違ってしまいます。どこかで、ふっと違うことを考えてしまうのです。
というわけで、収穫は「完品ゼロ」。
う~ん、どうしようかな~。

家に帰って、初めて「お試し編集作業」もしてみました。そう、「間違った部分の波形を他のテイクのものと入れ替える」のです。「削除」と「コピペ」でできちゃうんですよね。それなりに面白かったけれど、なんかな~。

スタジオで弾いたとき、自分なりに精神統一(のつもり)をしました。広々としてエアコンがきいて明るい防音ルーム。この曲を聞いてもらいたい亡父や、映像で見たマリアさんも思い浮かべ、ルンバを踊っている姿も想像しました。この「統一」が一番うまくいったのが2テイク目。その後は、回を重ねるごとに演奏が雑になっていったような……。

亡父は、私の演奏は必ず聞きにきてくれました。幼い頃から大人になってのピアノ再開後に至るまで。お茶の水のヴォーリスホールでTake the A trainを弾いた10年前くらいが最後だったかなあ……。いつも「おまえの弾いたのが(出演者中で)一番よかった」と言うのですが、それが気休めやお世辞に聞こえたことは一度もありませんでした。「事実」ではないのですが、父の心の中では「真実」だったのでしょう。いつも、それを素直に嬉しく思いました。

父は戦争中に大学時代を送り、サークル活動の管弦楽でヴァイオリンに熱中していました。大学に憲兵が派遣されていた時代で、「洋楽を演奏するとは、何事か~!」と部室に怒鳴り込んでくることもあったとか。そのときはベートーベンやモーツァルトに切り替え、「同盟国ドイツの音楽であります!」と切り返し、憲兵さんを煙にまいていたそうです。

そんな音楽好きだった父に、ぜひ聞いてもらいたい曲がこれでした。スタジオ録音中、あちらの世界から聞いてくれたかな?? もしそうだったら、きっと「おまえの演奏はとてもよかった」と言ってくれたでしょう。

しかし、よくないんだよな~、演奏が! 

明日は、同じサロンでもう一回「人前演奏」をします。録音はできないけれど、この曲の面白さを感じてくれる人が一人でもいたらいいな~、と思いで演奏します。さてさて、「あ、面白い曲だな」「弾いてみたいな」という人が出てきたら、うれしいな。だって、本当に弾いていて面白い曲なんだもの。

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