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「耳で弾くピアニスト」ジョージ・ウィンストン

いきなりですが、
ジョージ・ウィンストンのピアノ・ソロを聞いてきました!

家で適当な即興を弾いていて、
子どもに「その曲、何?」と聞かれ、
「曲でも何でもなくて、ただ弾いてただけ~。そういえばジョージ・ウィンストンってこんな感じだよ」
なんて話をするうちに、
どんな経歴だったけと検索したら、なんと本日の公演情報が!
ファッツ・ウォーラーにひかれて、大人になってからアコースティクピアノを始めたのだと知って、これは聞きに行くのも天命? 大会場のおかげか、当日券アリでした。

彼の生演奏は初めてでしたが、ピアノの響きを最大限に生かす奏法、「耳で弾くピアニスト」と思いました。

おなじみの「Woods」や「Longing」などはもちろんですが、
「Elephant & Mouse」のようなストライドのオリジナル曲やユービー・ブレイクのMemories of Youのようなジャズスタンダードも、GWさんならではの響きを生かす独特な演奏で、たいへん面白かったです。

手の動きを見られたのが、さらに感動でした。
響き重視のためでしょう、
たとえば右手の和音のクレッシェンドでは、音量が大きくなるほど手が高くあがります。
音を叩いた後、手のひらを90度立てるようなタッチも独特でした。
また、左手のベース音を弾くときに、
鍵盤を引っかくように触れて手を大きく後ろに後退させたり、
本当にいろいろな方法で鍵盤にアプローチ、
手の動きが変幻自在でした。

右手で弾きながら、左腕をのばして、
グランドピアノの弦を押さえたり、はじいたりの奏法もありました。そのとき、全く腰を浮かさずにできるのは、やはり体が大きいからでしょう。

ジーンズにTシャツというラフな服装。
しかも、ギターとハーモニカの演奏までありました。
ハワイアン・スラック・キー・ギターというハワイ伝統の奏法だそうですが、ギターを床に対して平行に持ち、長い左腕を窮屈そうに曲げて、非常に繊細な曲を演奏しました。ご愛嬌?と思ったのですが、ギターソロ公演までしてるそうで、びっくり。

いろいろな意味で、発見と感動があり、 とてもよい勉強になりました。
(以上の観察、実はバードウォッチング用双眼鏡のおかげサマサマでした)

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