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「五線譜のなかの動物たち」とラグタイム

Ragbantam01a 東京・青山「こどもの城」の小劇場で、 90年から12年間に渡って公演されたものに、 「五線譜のなかの動物たち」があります。 役者さんとピアノの生演奏の小舞台。 観客の子どもたちとのやりとりもあり、 いくつかのシリーズがあったようです。

そのなかに、ラグタイムが結構使われていました。

なかでも、「ライト兄弟物語~12秒間の鳥たち」(役者1・ピアニスト1)では、ライト兄弟にちなんでアメリカを代表する作曲家の曲を中心に構成されたようです。

曲目リストを見ると……。

★スコット・ジョプリン:ラグタイム 「エリート・シンコペーションズ」「イージー・ウィナーズ」
「グラジオラス・ラグ」
★コープランド:「ロデオ」組曲より『ホーダウン』
★ガーシュイン:「パリのアメリカ人」
★ルロイ・アンダーソン:「タイプライター」
★サン=サーンス:「動物の謝肉祭」より『白鳥』
★ハリー・ジェンテス:ラグタイム「チャボのステップ」
★タチアナ・ニコラーエワ:「動物画集」より『やぎ』『犬』
★プーランク:「かもめの女王」
などなど。

「チャボのステップ」とあるのは、 Harry Jentesの「Bantam Step」(1916)で、 ピアノ譜とバンド&オケ譜が出版されています。
フォックス・トロット用とワン・ステップ用(こちらのほうが早い)に違うテンポが指示されていて、まさにダンス音楽だったのでしょう(「Ragtime Rarities」に収録あり)。

「チャボのステップ」は、 「五線譜~」シリーズの「バッハの音楽遊園地~ザ・カーニバル」(役者1・道化2・ピアニスト1・バイオリニスト1)でも使われていました。

また、「ジュール・ベルヌ原作~八十日間世界一周」(役者1・道化2・ピアニスト1・声楽家1)では、スコット・ジョプリンの「ストップタイム・ラグ」が使われています。

一体、誰が選曲したのだろう?
企画は、デラルテ舎。 一貫して演じた役者さんは、そこの光瀬名瑠子さん。 またピアニストは、伊藤エイミーまどかさんとあります。今でも単発的に地方公演や依頼で、 「五線譜~」シリーズの何かが演じられることがあるようです。
機会があったらぜひ「ライト兄弟~12秒間の鳥たち」、 見てみたいと思いました。

実は、子どもが小さい頃、 このシリーズはすごく私の好みで、気になっていました。
でも、なかなか行けませんでした。
だって実態は……。
子ども向けのお芝居や演奏会、サーカスでさえ、
暗闇を嫌って外を徘徊するわが子とそれを追いかける私……。
まさにチャボのステップを実演してたのかも!?
なかなか、思うようにならないものですね!

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