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ハワイアンと炭鉱

数年前、息子を連れて福島いわきに昆虫採集に行きました。
緑深い山から下りてきて国道沿いに入ると
えらい賑やかな入場待ちの車列が……。
それが、巨大施設ハワイアンセンターでした。
なぜこの地に、ハワイアン???
しかもすごく盛況っぽい???

帰りの特急を待つ空き時間に、駅の近くの博物館に行きました。
土地の博物の展示とともに、炭鉱が紹介されていました。
「いわきには、炭坑があったのか……」
と何も知らなかった自分。
その間、息子は炭坑を再現した長いトンネル型展示に迷い込み、
電車の時間は迫る、息子はいないで、焦る焦る……。
見つからないままタクシーだけ確保、
展示館のお姉さんにも協力をお願いして、
ぎりぎりでやっと「確保」した思い出がありました。


しかし、その「ハワイアン」と「炭鉱」が結びついていたとは!

映画「フラガール」。
2006年の話題作でしたが、やっとDVDで見ました。
評判どおりの感動的な映画。
しかも想像よりずっとしっとりとした、好作品でした。
実話をもとにしたストーリーです。

昭和40年、炭坑閉鎖にともなって、
経営する会社がハワイアンセンター構想をぶちあげます。
雇用を確保し、新たなる産業創設を目指しての起死回生策。
しかしあまりに荒唐無稽で、そりゃ、反発を食いますね。
目玉となるハワイアンダンサーを養成する教師として、
東京から元SKDのダンサーが呼ばれ、
炭坑娘たちが応募します。
でも娘たちが裸で(?)踊ったり「ハワイアン推進派」の手先になるなんて、長く炭坑をやってきた親たちには、簡単に許せることでねえべ!

というストーリーです。
主人公貴美子と一緒にダンサー目指して練習してきた女の子、
父親と夕張に流れていくことになる別れのシーン、泣けましたたらーっ(汗)
炭坑娘たちをダンサーに仕立て上げたあとのことですが、
炭坑派にののしられて、
ダンサー平山まどかが東京へ帰ろうとする別れのシーン、
これも素晴しい演出でした。

結局、平山まどかは帰らなかったのでした。
今でも、いわきに留まっているそうです(70歳とか)。
それが映画の最後にテロップで流れ、感動を誘いました。

いわきのハワイアンと炭坑。
この映画のおかげで、しっかり結びついた、
どころか、忘れ難いものになりましたハート

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