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これは使える! 初歩のラグ、ブギ&ブルース曲集

ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のサイトでは、
日本全国の「ステップ」(グレードテストのための演奏会みたいなもの)で演奏された曲名が検索できます。
そこで「ラグ」「ラグタイム」を検索してみたら……。

「メープル・リーフ・ラグ」は、非常に多く演奏されています。
その一方、聞きなれない「ラグ」が複数ありました。
「幸せいっぱいのラグ」
「ジェリー・ビーン・ラグ」
「たんぽぽラグ」
……???

調べてみたら、
これらは、マーサ・ミアー「ピアノ・ジャズタイム」(全音楽譜 1997年)に収録されている曲でした。
http://www.zen-on.co.jp/disp/CSfLastGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=13408&KEY_SEARCH=martha%20mier

気になったので、さっそく取り寄せてみました。
ぱっと開いてみて「実に、やさしそう!」
曲名を見ると、ブルース、ブギ、ラグばかり!
ということで、先ほど全28曲を通して弾いてみました。
すべて、マーサ・ミアーの作曲です。
いや~、とっても楽しめました。
これだけシンプルだと、アドリブも簡単に入れられるしムード

しかし、シンプルでも本格的です。
ジャズ、ブルース、ブギ、ラグのエッセンスがこめられていて、
ホンモノの響きやノリが味わえるのです。
初心者のためのジャズ教材として作曲されたとのことですが、
本当によく出来ていると思いました、

マーサ・ミアーは、
初歩のピアノ教育にジャズを導入したウィリアム・ギロックの影響を受けた人のようです。
さすがアメリカのピアノ教育!
自国の伝統音楽ですからね。

日本でも、YAMAHAなどではポピュラーに力を入れていますが、
まだまだ、ピアノ教育はクラシックが主流です。
テレビでレ・フレールの演奏を見て「ブギウギが弾きたい」と言う人、
コマーシャルのラグタイムを聞いて「あれが弾きたい」と言う人、
それに対応できるピアノの先生が増えてくれると、いいな~ハート達(複数ハート)

この楽譜を上手く使えば、
それが手軽に、しかも本格的にできるかもしれません。
ジャズやラグタイムの「スタンダード曲」を初歩向けに編曲したものもありますが、
オリジナルに作曲されたこの本の曲も、なかなかのものです。
しかもジャズの要素となった音楽が、一冊にまとめられていて、
「やさしいジャズピアノ」のたぐいとは、一味違います。
オトナにも、結構オススメですよ!

日本版がピアノ教育用に出版されていて、
それにラグタイムが入っているということ自体、
ちょっと感激でした(相当、いじけた感覚か!?)あせあせ

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