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黒塗りピアノの謎解ける

P1010288 今日はピアノの調律でした。
調律してもらう上で見苦しくない程度になるまで片付けと掃除を小一時間……(汗)。
まあ、ピアノまわりの年に一度の大掃除です。

終わってから、調律師さんとお茶を飲みながら雑談。
今日は、従来から不思議に思っていたことを聞いてみました。

「黒塗りのピアノは、日本特有のものなのでしょうか?」

欧米のいろいろなサイトや、アチラのYoutube映像などを見ていると、
家具のような木目調が主体で、ピアノの形態もさまざま。
それなのに、光沢のある黒塗りのピアノはあまり目にしないのです。

答えはずばり、
「その通りです」でした!

欧米では、光沢の黒塗りはカンオケ(!)を連想させるとのことで、
家庭に置くピアノには、まずあり得ないそうです。
たとえ黒いピアノがあっても、光沢ではなく、
艶消しにしてあるとか。

その一方、日本でピアノの製造が始まった頃、
木に何か塗るとなると「ウルシ」という発想だったそうです。
ニスという発想や技術はなく……。
その伝統で、
漆を使わなくなっても黒いピアノが作られていったそうな。

また黒塗りにすると木目が見えなくなるので、
木材を無駄なく使うことができ、経済的でもあったとか。
現に、日本で木目調ピアノを作る際には、
木目の見栄えの悪い部分は廃材とされ、
価格も黒塗りよりは高くなってしまうそうです。

経済的で丈夫な黒塗り塗装。
これ、ジャパニーズ文化だったのですね。
目からウロコのお話でした。

20年来馴染みの調律師さん、
来ていただくたびに、勉強になります……。

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