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「ゴリウォーグ」という用語

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サッチャー元英首相の娘(55歳)が、差別発言でBBC番組降板というニュースがありました。
アフリカ系のスポーツ選手に関して「ゴリウォーグ」という表現を使ったとのことで、問題になったそうです。番組終了後のプライベートな発言で、オンエアはされてないそうですが。

「ゴリウォーグ」という言葉、 現在のイギリスでは差別用語らしい……。
これは知りませんでした。

そもそもが19世紀末のイギリスの絵本の主人公の名前で、
黒い肌のラグ・ドール(ボロキレ人形)の名前。
ドビュッシーの「ゴリウォーグのケーク・ウォーク」という曲でも知られていますが、
ドビュッシーは、この絵本の主人公をモデルに曲を作りました。

シリーズ絵本のヒット以来、関連グッズが多数作られ、
今では、コレクターズアイテムにもなっています。
つい先日も、写真の本を求めたばかり。
クマのプーさん、ラガディ・アン、テディ・ベアとともに、
ゴリウォーグのさまざまなグッズが載っています。
意外だったのは、この本で一番ページが多く割かれているのが、
ゴリウォーグだということ。

本を眺めていると、日本人である私は、
ただただ微笑ましいだけですが、
もしかしてアフリカ人やアフリカ系の人が見ると、
違う感情を抱くのだろうか……?
そうなのかもしれません。

ゴリウォーグ人気は1960年代がピークだそうで、
その一方1950年代からこの言葉が、
アフリカ系の人を指す人種差別用語に使われ始めたとのこと。
そうだったんだ……。
http://en.wikipedia.org/wiki/Golliwogg

こんな様子だと、
ドビュッシーの「ゴリウォーグのケーク・ウォーク」は、
イギリスでは普通に演奏されているのだろうか?
微妙に避けられたりしていないだろうか?

どんな肌の色の人も宗教の人も、
笑顔で人類の過去の遺産を一緒に楽しめる時代が来てほしい。
それを願ってラグタイムやケーク・ウォークを弾いていきたいものです。

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